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ZMS古文単語 【第9回】 

さてさて、「痛い系」第2弾は、№057 「うしろめたし」 です。
※ 現代語の「うしろめたい」は、「やましい・後ろ暗い・気がとがめる」という意味。

古語の「うしろめたし」は、「後ろ目痛し」と漢字を当てるので、
「後ろ目」+「(心が)痛い」 で、
(後ろから見ていて)この先どうなることか心配な様子
を表します。つまり、現代語訳は、
(将来が)気がかりだ、心配だ、不安だ となります。
※ 前回の「かたはらいたし」とは「痛い」感じが少し違うので気をつけよう。

【対義語】 うしろやすし(後ろ安し)= 将来が安心だ
対義語(反対語)の「うしろやすし」も一緒に覚えておこう。
「後ろ安し」と漢字を当てるうので、「(後ろから見ていて)安心だ」となるわけ。
セットで覚えると、簡単です。

なお、「うしろめたなし」という語もありますが、これは「うしろめたし」と同じです(同義語)。
「なし」が付くので、「うしろめたし」の反対語だと勘違いをする生徒が多いので注意。


「うしろめたし」をイメージしやすい画像

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【例文】いとはかなうものし給(たま)ふこそ、あはれにうしろめたけれ。(源氏物語 若紫)
【例文訳】とても幼なくていらっしゃるのが、どうしようもなく悲しく先が気がかりだ。[反対語] 後ろ安し。

【例文】後の世も、思ふにかなはずぞあらむかしとぞ、うしろめたきに、(更級日記)
【例文訳】死後の世も、きっと思い通りにはいかない(=極楽往生出来ない)であろうよと、気がかりであるけれども、

【訂正】
ZMS古文単語 №057 「うしろめたし」では、
『後方の見えないところが心配だ、気がかりだというイメージ』
と書いています。
もちろん、これが間違いではないですし、むしろ、こちらの方がスタンダードです。
しかし、今回、ブログに書いた
『後ろから見ていて、この先どうなることか心配だというイメージ』
の方が、よりイメージしやすいと考えるにいたりましたので、
ZMS古文単語をお持ちの方は、このブログに書いたイメージを、書き写しておいてください。
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[2015/04/16 20:19] 「ZMS古文単語」 | コメント (0)

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