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大学入試センター「試験問題評価委員会報告書」 ③ 

今日のお題は…、
②「数学ⅡB」って、平均点を60点にするつもりあるのか?

毎年、「報告書」を読んでいると、
「平均点がおおむね60点となることを目標として作問されている」、「結果として平均点が60点程度となることを目指して問題の作成に当たった」、「平均点. が60点程度となるように難易度を心掛けた」という感じの表現がいたるところで見られます。
つまり、平均点が60点になるように作っているみたいです。

ところが、現実の数学ⅡBの平均点(過去10年間)は、
48.94→51.01→50.86→57.12→52.46→51.16→55.64→53.94→39.3147.92
という感じで、一度も60点を超えてない。というか、平均点50.8点なんですけど。
特に、新課程になっての2年間は、50点すら超えていないわけで。。。
というわけで、報告書には、どう書かれているのか、見てみましょう。

(以下、抜粋)

3 出題に対する反響・意見についての見解
 今年度の問題について、… 程度、表現・形式はおおむね適切であるとの評価をいただいた。…。また、全体として、基本的な内容を問う問題から、数学的な思考力・計算力等を問う問題までバランス良く出題されており … センター試験の目的がおおむね生かされた問題であり、高等学校段階における基礎的な学習の達成度を判断し得る問題であるとの評価をいただいた。… 本年度も全般的に平均点が低いままであるが、得点は広く分散し、高等学校における基礎的な学習の達成度をほぼ満足できる形で反映し、センター試験の目的が達せられていると考えられる。

4 まとめと今後の課題
 …昨年の…平均点よりは増加したとはいえ、まだ低いままである。しかし、問題内容は全体として高等学校における基礎的な学習の達成度を適切に評価できる出題であったと考える。


まあ、要するに、問題の作成者の方々は、
問題のレベルは適切なんだけど、受験生のレベルが低いから、平均点が低いんだよ~ !
と言っているわけです。

しかも、この判断には、お墨付きもついているんですよね。
実は、今年から、「外部評価分科会」というところが、5段階評価で、いわゆる「通信簿」をつけているのですが、、なんと数学ⅡBは、「出題内容」とか「難易度」とか、すべて「オール5」なんですよね。

というわけで、まとめると、
今後も、数学ⅡBの平均点が60点を超えることなど期待しない方が良い、ということです。
そして、このことが意味することは、
努力に比例して得点が得られる、なんてことは幻想だ。
ということです。
なんたって、問題作成者サイドが、「平均点60点の正規分布曲線を作るつもりがない」んですから。

少し語りましょうか。

例えば、英語の場合、「英語を英語のまま理解する」という目標さえ見失わなければ、誰でも80%くらいまで得点できるようになります。もちろん、努力の「量」は要求されます。しかし、その努力の「質」は変わりません。
あるいは、それが「日本史」であっても、それが「化学」であっても。
しかし、数学ⅡBの場合、目標とする得点に対応して、努力の「質」(もちろん「量」も要求されますが)を変えるべきです。
40~50点を目標にする人が、80点以上を目標にする人と同じ「質」の努力をするのは、バカげたこと。
逆に言うと、数学ⅡBで確実に80点以上を得点したいのなら、どこかで数学バカになる時間が必要です。

なお、「数学」以上に、センター試験用の対策が必要な科目はないですよ。
目標となる得点をしっかりと確定して、とりかかりましょう。

【こ】、

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[2016/08/18 22:30] 「全校舎共通」 | コメント (0)

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