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そのモノの周りを見よ ③ 

そんなこんなで始まった、2人だけの「論理学」の授業の内容を、少しだけ紹介しておきます。

前々回かな、「健康」と「環境」が、いかに怪しくて、いかに儲かるのか、と書きました。
これには、はっきりとした理由があります。
それは、どちらも基準曖昧だからです。
例えば、あなたにとって「健康」って何ですか ? どんな状態ですか ?
あるいは、「良い環境」って何ですか ? どんな状態ですか ?
誰にもわからないですよね。

実は、【こ】には苦い思い出があるんですよ。
中学生のときの、日本脳炎の予防接種(ワクチン)のときの話です。
予防接種するときって、家で体温を測っていくんですが(今は違うのかな ?)、【こ】の体温測定値は、なんと37℃近く。
実は、【こ】の平熱は、35℃前半。つまり、37℃近くっていうのは、明らかな発熱状態です。自分でも、身体のだるさを感じていました。
注射が大嫌いな【こ】は、「ラッキー、予防接種せんでええわ~~」って喜んでたら、「接種許可」のハンコが押されているんです。直接、医師の方に説明しても「37℃未満なので大丈夫」と言うんです。
で、無理やり注射されて、悔しくて、痛くて、悔しくて、悔しくて、体育館の裏で泣いたことがあります(泣くなよ、そんなことで)。
※ あと、もう1回、カエルの解剖で泣いた。

予防接種法には、こう規定されています。
「…、37.5℃以上を指す者は明らかな発熱者として接種を見合わせる。」
でも、【こ】には、こんな基準、意味がありません。36.5℃でも、十分に「発熱者」です。

あ~。ごちゃごちゃ書いてすみません。
要するに、「平熱」とか、「高熱」ってなんだよ、という話です。
人の「健康」に、平均値とか、意味がないんです。
その人が「健康」であれば、国の基準がどうであれ「健康」だし、本人が「異常」を感じるのであれば、医師の見立てがどうであれ、それは「病気」なんです。病名が付くかどうかが、基準ではないはずです。

それに、「異常」が見つかれば(本人が異常を感じるのではなくて)、「病気」であり「不健康」であるのか、も難しい問題です。
例えば、現在の日本で、前立腺がんが原因で死亡する成人男性は、0.1%です。1,000人に1人。
ところが、前立腺がんの保有者率は、50%程度だといわれています。
※前立腺がん以外の原因で死亡した高齢男性を、死亡後に解剖した結果、約半数に前立腺がんが見つかる。
つまり、男性が歳を重ねると、1,000人中500人が、前立腺がんになるんです。しかし、それが原因で死亡する人は、1,000人に1人しかいない。
もし、定期検診で、前立腺がんが見つかったとして、彼は、病気ですか? 治療が必要でしょうか ? 「健康」ではないのでしょうか ?
(あ~ごめん、授業の中身に入れなかった。。。) 【こ】

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