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偏差値の怪現象 

偏差値なんか気にするな! と言っても、気になる人はいるよね。
ただ、気にするなら気にするで、気に仕方、というものがあるはず。
(なんだか、早口言葉みたいだけど、早口言葉じゃないな〜)
そこで、「偏差値の妙な動き方」を書いておくから、それを踏まえて正しく気にして欲しい。

なお、「偏差値」という用語がそもそも「統計学」上の言葉なので、ここでも、統計として(一般論として)述べさせていただきます。
「いや、ぼくの先輩は・・・」とかの、個別事例を持ち出して反論されても意味がないのであしからず。

1.大学の入試偏差値
この場合に使われる偏差値は、「学生の人気度」でしかない。したがって、人口が多い都会にあれば「大学の実力」以上に高くなるし、人口が少ない田舎にあれば「大学の実力」に比べて低くなる。
というわけで、自分の志望校をいわゆるランキング表なんかで決めるんじゃないぞ。
例えば、徳島大学。四国にあるから、大学偏差値は大学の実力より相当低く出ている。香川県の生徒にまで田舎扱いされるくらいだからね。
でも、実は、隠れた名門大学です。

2.学力評価における偏差値
偏差値とは、母集団の中でどれくらいの位置にいるか、を示す客観的な数値のはずです。
しかし、学力偏差値は、季節の移り変わりの中で、いろいろアクシデントを起こす数値でもあります。

【4月〜6月に起こる怪現象】
まず、高2から高3に進級するときに偏差値は下がります。
なぜなら、高3の模試には「浪人生」が加わるからです。
逆に、高3から浪人したときに偏差値は上がります。
なぜなら、合格者がそっくりいなくなり、代わりに実力不足の現役生が加わるからです。
「あまりできなかったと思ったのに、返ってきた成績表を見ると、偏差値が65もあった。いつのまにか実力が付いていたんやな」という感想を持った人、ヤバイです。気を引き締めよう!

【8月以降に起こる怪現象】
夏以降、上位者の偏差値が下がる傾向にあります。
なぜなら、「偏差値」というのは受験者の平均成績に対してどの程度離れているかを表す数値ですから、学習が進み平均点が高くなってくる夏以降は、高い偏差値が出にくくなるからです。同じ順位であれば、偏差値は下がる傾向にあります。

【季節を問わず、起こる怪現象】
勉強して学力が伸びても、偏差値が上がらないことがけっこうあります。特に、秋から冬にかけてはなかなか上がりません。
なぜなら、偏差値というのは相対評価だからです。
つまり、学力が伸びても、その伸びが人並みであれば偏差値は変わりません。偏差値を上げるためには、人並み以上の効率で、人並み以上の努力をしまくる必要があります。

というわけで、今日も Fight☆ 【こ】

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アレクサンドロスさんへ

ちょっと極端な例ではありますが。
包丁による殺人事件が頻発していますから、包丁を法律で使用禁止にしましょう! 
というのはおかしいですよね。
包丁それ自体は、有用な道具です。ただ、それを間違って使う人間が問題なわけです。
「偏差値」という数値も、それ自体は、有意な概念です。ただ、使い方を間違えるとダメだよ、ということです。「偏差値」に罪はない以上、その国語の先生の考えにはわたしは反対ですね。
[ 2008/06/21 00:02 ] [ 編集 ]

こ先生へ
僕が首相でしたら、法律で偏差値を撤廃したいものですね。なぜなら、この偏差値が原因で”偏差値至上主義者”が出てしまうのですからね。とある予備校の国語教員が言っていました。これについてどう思いますか?
[ 2008/06/20 23:30 ] [ 編集 ]

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